トップページ >> 行政書士の評価

行政書士とは?

行政書士 行政書士は、主に官公署に提出する書類等の作成代行を業とする国家試験です。


以前から「代書屋」という呼び名もありますが、書類の代行だけでなくちょっとした法律の相談にも乗ってくれる「街の法律家」という側面も持ち合わせています。
弁護士ほど堅苦しくなく、身近に相談できる専門家というイメージかもしれません。


行政書士の評価

行政書士は、一般の方からすれば「何をする仕事なのか?」あまり理解されていない資格と言えるでしょう。


一般の会社員の方であれば、行政書士に業務を委託するケースはほとんど無いかもしれませんが、ごく少数で運営されている中小企業や個人事業主、特に小規模の建築関連事業であれば、行政書士への業務依頼は相当数発生しますので、馴染みのある資格かもしれません。


また近年では、家系図の作成業務をメインに取り扱っている事務所も多くなってきていますので、個人で行政書士の先生に業務を依頼をするケースも増えてきているようです。


行政書士の実情

漫画で連載されその後ドラマ化もされた「カバチタレ」で行政書士の業務内容を知った方も多いかもしれませんが、実際の業務や事務所の様子等は漫画とはかなりかけ離れているのが現状のようです。


漫画のような補助者を数名雇い入れているような事務所はごくわずかで、大抵の方は個人若しくは若干名の職員で運営しているのが実情のようです。


ここ数年は有資格者も増え競争も激化してきている状況に加え、書類の電子化も進んで来ています。以前なら特に営業活動をしなくても看板を出して電話帳に簡単な広告を掲載していればお客がやってきたという時代もあったようですが、現在ではそのような姿勢で事務所を運営していくのはかなり困難と言えるでしょう。


行政書士試験に向いている人

行政書士は、将来絶対に独立したいという人に向いている試験です。例えば下記のような方々は特に向いている人達です。


◆会社員としての人間関係に嫌気を感じている方
◆人に使われる事が好きではない方
◆早期退職、もしくは定年退職後にのんびりと自営業で稼ぎたい
◆旦那様・奥様が会社員で安定収入があるから自分はリスク覚悟で独立したい
◆実家などに事務所用のスペースがある
◆満員電車で毎朝同じ時間に通勤するのに疲れた
◆小さくてもいいから一国一城の主になりたい


行政書士という資格は、大きな法律事務所の職員として働くのであれば資格を有効に活用できますが、一般の企業の会社員として役に立つということはほとんどありません


ですので転職や就職に役立てたいと考えているのであれば、他の資格を目指す事をお薦めします。


ですが、専業主婦から行政書士で独立したという方もいるように独立するには最適な資格の一つです。


先の例のように専業主婦だからパートや内職という先入観を持たずに独立開業という選択肢も存在します。旦那様が会社員であれば、決して独立して収入が無くても急に困る事はありませんし、それよりも大きなリターンを得る事も十分可能です。


今では会社員だって終身雇用や年功序列の賃金が崩壊しつつある現状ですので、決して安定した職業ではありません。先を見越して独立したいという方は、是非この機会にチャレンジしてみてはいかがでしょうか?!