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手当はどれくらい貰える?
会社勤めのサラリーマンにとって、気になるのは取得後の資格手当です。
正確な数値のデータが存在しませんでしたので、独自の調査を元に複数の企業から情報を収集してみました。資格の種類や難易度によって手当の金額は異なってきますので、どんな資格が手当が多いのか?いろいろと見ていきましょう。
難易度の高い資格
企業内でも価値の高い一級建築士や税理士、公認会計士や社会保険労務士などは、2万円から3万円以上の資格手当てを支給する企業もあるようです。
その中でも税理士に関しては、科目別に手当を支給している企業もあるようですが、やはり手当は全ての科目をコンプリートしてからという企業が大半のようです。
宅建等の資格であれば企業によっては2万円程度支給しているところもあるようですが、初歩的な資格であれば通常3~5千円程度というのが相場のようです。
ちなみに簿記でも3級のような初級向けの場合資格手当がほとんどでないケースも多く、英語検定にいたっては1級以下では手当が出ないというケースも多いようです。
ベンダー資格の手当は?
IT関連企業で特に人気のベンダー資格ですが、ベンダー系の場合、手当の判断が難しいというのが実情のようです。
まず試験の数が多すぎて資格のレベルを把握するのが困難です。そのため、会社が指定したベンダー資格なら支給、指定しない資格であれば効果査定に加味するというパターンもあります。
またベンダー資格の場合、資格の有効期限が定められている事が多いのも企業の人事部は悩みのタネのようです。しかし、ベンダー資格を評価する企業の場合は、期限が失効しても手当は支給という判断をすることもあるようです。
ただやはりベンダー資格の場合、手当の支給対象が非常に困難なため、昇給及び転職に有利と考えた場合は、情報処理資格にターゲットを切り替えるという選択肢もあるでしょう。